〈収録待ちをしていると、(事務所の)社長にスポンサーが電話してきて、私にかわれと言いました。 手ぶりで嫌だと拒否したのに、電話を渡されました。○○○に来いと言われました。 行きたくなかったけど、社長は行かなければならないと言いました。 彼の立場としては、スポンサーの求めを拒絶できないのは当然で、『もう少しガマンしよう』と繰り返し言われました。
そうして、一方的にスポンサーの言葉の暴力と性的虐待を受けることになりました。 私が拒否すれば事務所の仲間全員が苦しむことになり、私の家族も同様です。そんな状況ではスポンサーが、『私に忠実にしていれば成功させてやる』という約束だけでも守ってくれればと、自暴自棄の心境でした。でも、『お前はオレの持ち物だ。オレの言う通りにしろ』という横暴にそれ以上耐えることができなくて……〉
Cさんはスポンサーからセックスを強要され続け、さらには応急手術が必要となるほどの虐待を受けた。
暴力団の利権
本来なら刑事罰の下されるべき事件だが、Cさんサイドは告訴すらしなかった。なぜか。