清原和博被告の覚醒剤はどこから来たのか? 対日シャブ密輸ルートの源流をたどる

元プロ野球選手の清原和博被告が5月31日、覚せい剤取締法違反で懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けた。世間の関心が、同被告の覚せい剤の「入手ルート」に集まる中、2日には那覇港に停泊中のマレーシア船籍のヨットから覚せい剤約600キロが押収された事件で、ヨットに乗っていた台湾人乗員6人が覚せい剤取締法違反(営利目的輸入未遂)の疑いで再逮捕された。

押収された覚せい剤の末端価格は400億円以上とみられ、一度に押収される量では国内最大級だ。

「運び屋」の現場

一昔前には、覚せい剤と言えば北朝鮮製が幅を利かせていた。果たして、現代の覚せい剤の流通経路はどのように変遷してきたのか。北朝鮮を起点に、その源流を辿ってみる。

ベッキーをめぐる「情報戦」の真相…本格復活までは前途多難

不倫騒動による休業からようやく復帰を果たしたベッキー。しかし、他の番組への出演はいまだ実現しておらず、本格復帰にはまだまだ厳しいハードルが待ち受けているようだ。

5月13日に放送された『中居正弘の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に出演したベッキーは、「(1月の記者会見に)嘘はありました」「奥様がいる男性を好きになってしまって、その奥様を深く傷つけてしまいました」などと、不倫交際の事実や記者会見での嘘を認めた上で謝罪。番組中は不倫相手だったゲスの極み乙女。の川谷絵音のことを終始、「男性」と突き放すように呼び続け、「(今は)好きじゃないです」「会ってもいません」と関係を終わらせたことを明かしケジメをつけてみせた。

情報漏れはベッキー側から!?

番組は平均視聴率24%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と高い数字を記録。賛否はあったものの、川谷との離婚が成立した元妻・A子さんへの謝罪が受け入れられたこともあって、視聴者にはおおむね好意的に受け取られたようだが、実はこの番組が放送されるまでには、水面下で激しい情報戦が繰り広げられていたという。

36年ぶり党大会が見せた北朝鮮「民主化」への課題と可能性

北朝鮮の金正恩党委員長は、亡父から権力を継承した当初から、国民に対し思い罪業を背負うことになった。

金正日総書記が死亡した翌2012年の春、北朝鮮最大の穀倉地帯である黄海南道で、大量の餓死者が発生した。正確な死者数は今に至るも明らかになっていないが、北朝鮮ウォッチャーの間では万単位であったと推測されている。その過程では、耳を覆いたくなる「人肉事件」の情報さえもたらされている。

たとえば、アジアプレスの協力者が北朝鮮国内で取材したところ、「空腹でおかしくなった親が子を釜茹でして食べ、逮捕される事件があった」「死んだ孫の墓を掘り起こして、死体を食べた祖父が捕まる事件があった」などの証言が続出したというのである。

黄海南道は、100万人前後が餓死したと見られる1990年代後半の「苦難の行軍」期においても、餓死者が最も少なかった地域だ。

「ヤクザと在日」の語られざる真実…武闘派の隆盛とバブル紳士の台頭

日本のヤクザは6割が同和で3割が在日――。

ネットで検索すると、かつてある「識者」がほぼ無根拠に語ったこの言葉が、今も大量に電脳空間を漂っている。一方、これがいかに荒唐無稽な言説であるかを客観的に論破した主張も見かけるので、ここで屋上屋を架すことは敢えてしない。

ただ、1980年代に東京の朝鮮高校に通った私の同期男子(約200人)の中に、「本職」のヤクザとなった者が皆無であることは、本稿にとって意味のある事実なので念のため述べておこう。在日韓国・朝鮮人(以下、在日)のヤクザは、総数としてはかなりの少数派なのだ。

さて、私は決して、ヤクザの世界における在日の存在感の大きさを否定したいわけではない。逆に、それは客観的な事実だと思っている。

「親分の在日比率」

参考になるのが、警察庁発表の「平成26年の暴力団情勢」だ。山口組の分裂や極東会会長の引退が反映されていないデータではあるが、近年のすう勢は分かる。

直撃肉声レポート…北朝鮮「工作員」かく語りき

警視庁公安部が昨年12月、朝鮮大学校(東京・小平市)の元男性教員を詐欺容疑で逮捕。「北朝鮮の工作員だった」と発表した。近年において同種のケースは、2003年にも警視庁が、2012年には大阪府警が摘発している。これらのうち、2012年の事件では、「北朝鮮の工作員」とされた男性を直接インタビューしている。以下は、「工作員」の肉声を込めたレポートである。

「久しぶりやな。いきなりでビックリしたで」

2013年2月のある日曜日の朝、突然の訪問だったにも関わらず、男は愛想よく言って握手を求めてきた。会うのは12年ぶりだが、闊達さは昔と変わらない。促されるまま、近所の喫茶店に向かった。

「あんまり長い時間、付き合うことはでけへんぞ」

そんな物言いとは裏腹に、男は数時間にわたり、私の取材に付き合ってくれた。口は重く、受け答えはあくまで慎重である。しかし、断片的に語られた言葉の裏付け取材を通して見えてきたのは、北の情報工作の前で迷走する、日本のカウンター・インテリジェンスの現状だった。

3年間の共同生活

その男を、ここでは仮にYと呼ぶことにする。Yは1970年生まれで、私の朝鮮大学校(東京都小平市)時代の、同じ学部のひとつ上の先輩である。

核実験が引き寄せる「金正恩排除」のXデー

北朝鮮が6日に行った4回目の核実験は、朝鮮半島の歴史でひとつのターニングポイントになるかも知れない。

そのように考えるのは、北朝鮮が「最強の核抑止力」である「正義の水爆」を遂に手にしたから、ではもちろんない。そうではなく、こうした事態に至ってようやく、北朝鮮を取り巻く問題の現実が浮き彫りになるかも知れないと考えるからだ。

韓米日中露の周辺主要国はこれまで、ともに北朝鮮と向き合っているように見えて、実はまったく違う方向を向いてきた。

米国にとって北朝鮮は、中東に比べればずっとコントロールの利いた地域だ。同盟国である韓国はいつも理性的だし、日本も米国に黙って単独行動をすることはない。北朝鮮が厄介な企みを持っているとしても、対処する時間は十分にあると思ってきたはずだ。

「ありそうもない変化」への期待

日本の政権の関心事は、拉致被害者を取り戻すことだけだ。それにしたって、絶対に何が何でもやり遂げようというほどのものでもない。

女性接待員が外貨を稼ぐ…「北朝鮮レストラン」の舞台裏(上)

米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると最近、中国のレストランで働く北朝鮮女性が、忽然と姿を消す事件が頻発しているという。

同様の報道は過去にもあった。たとえば毎日新聞は2013年2月19日、北京発の特派員電で北朝鮮女性の「失踪事件」について報じている。

「中朝貿易関係者ら」を情報源としたこの毎日の記事によれば、失踪したのは当時21歳の女性従業員。河南省のレストランで数ヶ月間、勤務していた。

女性はレストランの宿舎を真夜中に抜け出して姿を消しており、監視カメラには1人で外に出る様子が撮影されていたという。

記事はまた、女性は中国語をほとんど話せず、パスポートも店側に預けたままで、「脱北ブローカーの中国朝鮮族の男女が関与しているとみられる」とも述べている。

一読した限りでは、とくにどうということもない記事だ。北朝鮮からは日々、多くの住民が脱出している。若い女性が海外勤務になったのを幸いに、自由の世界へ向かって羽ばたいたとしても、何ら不自然なことではない。

しかしそれも、「北朝鮮レストランの舞台裏」を知ってみれば、やや違った見え方がしてくる。

美人ウェイトレスは良家の出身…「北朝鮮レストラン」の舞台裏(下)

中国や東南アジアなどで営業する北朝鮮レストランは、焼肉や冷麺などの朝鮮料理と並び、ウェイトレスも兼ねた女性従業員たちによる歌や踊り、楽器演奏などのショーが最大の売りだ。

北朝鮮で「接待員」と呼ばれる彼女らは、言葉の通じる韓国人ツアー客、その中でも中年以上の人々から、現代韓国の女性には見られない古風でしとやかな立ち居振る舞いが絶大な人気を得ている。

そして近年では、特に容姿端麗なウェイトレスの写真がネットで出回り、韓国の若者たちの間でアイドル並みの人気を博している例もある。

彼女らの多くは、平壌の商業大学や音楽舞踊大学、各道(道府県に相当)にある商業専門学校の出身だ。

専門大学は「狭き門」

中でも有名なのが、4年制の「チャン・チョルグ平壌商業大学」。給養学部、被服学部、経理学部、観光学部などがあり、「高麗ホテル」や「羊角島ホテル」など、北朝鮮国内にある高級ホテルの料理人などもここで養成される。

ちなみに「チャン・チョルグ」とは、若き日の故金日成主席に随行した炊事兵の名前である。