北朝鮮女性の間で「覚せい剤ダイエット」が流行中

米国務省は今年3月に発表した国際麻薬統制戦略報告書(INCSR2015)の中で、北朝鮮における覚せい剤や麻薬類の拡散の実態について指摘している。

北朝鮮国内において近年、薬物類の使用が急速に拡散していることはよく知られている。

米国務省の報告書によれば、最も広く使われているのがメタンフェタミン、つまり覚せい剤だ。薬物使用の危険性に関する教育が行われておらず、医薬品が不足しているため、その代用として覚せい剤を使用する人も多いという。

デイリーNKも複数の脱北者から、北朝鮮では病気になると医薬品の代わりに覚せい剤を使用したり、急にお金が必要になると市場で手持ちの覚せい剤を売って現金化したりするとの証言を得ている。

その一方、朝鮮労働党の幹部や富裕層の間では、「ダイエット目的」で覚せい剤を使用する女性が急増しているとデイリーNKの内部情報筋が伝えてきた。

【日韓国交50年】歴史問題も霊感商法も“どこ吹く風”…統一教会と蜜月「日本の大物政治家」たち

石原慎太郎「同志として助けてもらった」

きょう、6月22日で、日韓基本条約の調印から50周年となった。

国交を結んで半世紀、日韓は政治・経済・文化のすべての面で関係を拡大させながらも、様々な葛藤を抱えている。

そんな中でも、ある時は「蜜月」を誇示しながら、またあるときは静かに気脈を通じながら、日本の保守政界と良好な関係を保ってきた韓国発祥の団体がひとつある。

世界基督教統一神霊協会(統一教会)である。

統一教会は1954年に韓国で誕生してわずか5年後、日本でも団体を立ち上げた。同教団の「霊感商法」被害者の救済を行っている全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)は、その実態について次のように説明している。

性接待、暴力団、株価操縦…韓流芸能界の暗部を覗く

尽きることのない、韓国芸能界の「専属契約」トラブル。背景に何があるのか。

2011年9月1日、韓国で暴力団犯罪摘発の第一人者として知られたキム・ギュホン検事が、ソウル高検の部長職を最後に退官した。

全国最大規模の組織「七星派(チルソンパ)」を弱体化させた功労者だが、心残りがひとつある。かつて手がけた「芸能界腐敗」の摘発が、失敗に終わったことだ。

韓国当局は2002年、芸能プロダクションと公営放送幹部の贈収賄疑惑を入り口に、暴力団の芸能界汚染を一掃すべく大々的な捜査を展開。28人もの容疑者を立件しながら、捜査は核心に迫れないまま頓挫した。

政界への「性接待」

当時の経緯について、韓国紙記者が話す。

【日韓国交50年】田中角栄と「ナッツ姫」祖父が残した日韓政治の闇(下)

「観光開発」で揃い踏み

日韓両政府は1971年8月の「第5回日韓定期閣僚会議」での合意をきっかけに、協力して済州島開発に着手する。同会議に通産相として出席したのが、後の首相・田中角栄である。

そしてその進展を受け、「ナッツ姫」の祖父・趙重勲(チョ・ジュンフン)率いる大韓航空は1976年、PR紙で次のような宣伝を打つ。

「カジノパラダイス、済州島に堂々完成! 大阪・福岡よりKAL(大韓航空)でひとっ飛び。済州島にKALホテル全三階フロア―に最高級カジノとして6月ニューオープン。楽園済州島へのお越しを……」

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小佐野賢治氏(左)と趙重勲氏

当時、KALホテルの建設・運営に当たっていた韓日観光開発は、KALと旧三和銀行系の日本開発の合弁会社だった。三和は、“小佐野銀行”とまで言われるほど小佐野賢治と近かった。

済州島開発を巡ってはほかにも、東声会会長・町井久之(鄭建永)の関与が取り沙汰されていた。

【日韓国交50年】田中角栄と「ナッツ姫」祖父が残した日韓政治の闇(上)

箱根での巨頭会談

1973年9月21日、箱根の富士屋ホテル。その1室に、日韓政財界の超大物3人が顔を揃えた。

日本側からは時の首相・田中角栄と、その“刎頚の友”と言われた政商・小佐野賢治(国際興業グループ創業者)。そして大韓航空を擁する韓国の有力財閥・韓進(ハンジン)グループ総帥の趙重勲(チョ・ジュンフン)である。趙は、このところ話題の「ナッツ姫」の祖父に当たる人物だ。

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韓進グループ総帥の趙重勲氏(左)と田中角栄元首相

会談の目的はただひとつ、日韓関係を揺るがせた「金大中(キム・デジュン)事件」の幕引きである。

鼎談-下-【野間易通+高英起+李策】ネットの匿名言論は理想なんかじゃなかった。このディストピアを変えるには…

特定の国および民族集団、あるいは在日外国人など少数者へのバッシングを目的とした出版物(ヘイト本)、そしてネット上でのヘイト表現はなぜ、これほどまでに広まってしまったのか。野間易通氏と李策氏を迎え、出版業界の内幕から旧来リベラリズムの弱点、これから進むべき方向性までを話し合った。鼎談連載の後半。(デイリーNKジャパン編集長 高英起)

クリック⇒【鼎談連載の前半】
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崇高かつ下品なコンテンツで勝負する

李策(以下、李) およそ10年前に『マンガ嫌韓流』が出て、その便乗本が出版され始めたころには、野間さんたちのように書店や図書館にまで文句を言おうという人たちはいませんでした。当時と今とで何が違うのでしょうか。

野間易通(以下、野間) いわゆるリベラルな人たちというのは、自分が「抑圧的だ」と見られることを避けたがりますからね。この表現は良くないな、と思っても「やめろ」と声を上げたり行動したりしない。その一方、ネトウヨはそんなこと気にせえへんから、『はだしのゲン』は反日マンガだから図書館から撤去しろと言ったり(韓国人女優をCMに起用した)ロート製薬を脅してみたり、何でもするでしょ。

高英起(以下、高) 自分と違う主張をつぶす上では本当に遠慮がないですからね。ネット空間の匿名性が、その傾向を爆発的に加速させた。

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野間易通氏(右)と高英起デイリーNKジャパン編集長

野間 インターネットが普及し始めた1995年から90年代いっぱいぐらいにかけて、ネットの中で「タブーをつくらない」ことにこだわってきたのは、実はリベラルの側やったんです。既得権を持つマスコミは色んなことを隠しているけれども、「ネット言論はそうじゃない、何事も隠さず議論すれば集合知によって正しい結論に近付くんだ」という信念みたいなものがあって、それがしだいにドグマ(教義)化してきた。その中で、権力に対抗する手段として匿名性が重視されてきたわけです。

 ウィキリークスなんかはそういうものになっていますよね。ところが日本では……。

ある在日3世の自画像「学歴で自分を飾る選択肢なんかないと思っていた」

成功したければ医者か弁護士に!?…開き直る“その他大勢”

世の中、変われば変わるものだ。

「民族差別って、本当にあるの?」

たまにそんな質問を受けていたのが、ひと昔前のことである。あれから十数年。

「実際のところ、在日特権みたいなものはあるのでしょうか?」

最近ではこんなことを聞かれる。

話がまったく逆さまになってしまったわけだが、答え難さという点では共通している。

差別については、少なくとも個人的には体感したことはない。しかし日本社会の隅々まで知り尽くしている訳ではない以上、どこかに残っているかもしれないものを「ない」と断言するのははばかられる。

鼎談-上-【野間易通+高英起+李策】ヘイト本はいかに蔓延したのか…社会の雰囲気を歪める出版の「広告主義」

在特会など「行動する保守」のヘイトスピーチ・デモと対峙してきたカウンター・レイシズムの活動はいま、特定の国および民族集団、あるいは在日外国人など少数者へのバッシングを目的とした出版物(ヘイト本)の抑制に向かっているという。それにしても一体なぜ、ヘイト本はこれほどまでに広まってしまったのか。野間易通氏と李策氏を迎え、出版業界の内幕から旧来リベラリズムの弱点、これから進むべき方向性までを話し合った。(デイリーNKジャパン編集長 高英起)

クリック⇒【参加者プロフィール】

ヘイト企画の内幕を明かす

李策(以下、李) 最近はヘイト本を書店に売らせない、図書館に置かせない活動に力を入れているそうですね。

野間易通(以下、野間) そうです。本屋がヘイト本を並べてるだけでぶーぶー言うてやってね。こういう本をいっぱい並べてうれしそうに売ってると、文句言う人間も出てきますよと。そういうことを知らしめて、一般人の間でのレギュレーション(規制)を確立する必要があると思ってるんです。

高英起(以下、高) レギュレーションと言っても、お上がメディアに介入するようなビッグブラザー的な規制とは違うわけでしょ。文句を言うことだって、言論の自由のうちなんだから。

野間 その通りです。その自由を行使しないと、おかしなものが野放しになる。『マンガ嫌韓流』(晋遊舎)が出て売れまくったのが約10年前のことです。当時、いわゆるリベラルな人たちはそれを見て「何でこんなものが……」と打ちひしがれ、忸怩たる思いを抱えながら黙っていた。文句を言って、レギュレーションをかけようとしなかったんです。その結果、レイシストをのさばらせてしまった。

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野間易通氏(プロフィール)

 なるほど。そしてその後、『マンガ嫌韓流』の便乗企画が色々と出てきました。その中に『別冊宝島 マンガ嫌韓流の真実 ザ・在日特権』(宝島社)という本があるわけですが、私はあそこに原稿を1本書いています。